XAMPP (Apache)のポート変更の方法

XAMPPが正常に動かない原因は?

 PHPプログラミングをする方にはローカル環境でXAMPPを利用している方も多いかと思いますが、XAMPPを利用していると、ある日突然、正常に起動しなくなる問題に見舞われることがあるかと思います。

 この原因で最もよくある原因の一つが、XAMPPがデフォルトで使用している80番ポートが、他のアプリケーションなどに使われていて使えないよー、というパターンです。そこで本記事では、この原因の場合に絞って、対処法を説明していきたいと思います。

ポートを変えることで正常に動く!?

 まず、80番ポートが他のアプリケーション等とバッティングしていて使えないわけですので、XAMPPが使用するポートを80番以外に設定すればいいわけです!

 じゃあ、その設定のしかたは?ということなのですが、いじるファイルは次の二つです。

 ・Apache(httpd:conf)
 ・Apache(httpd-ssl.conf)

Apache(http:conf)を変更

 はじめに前者の方ですが、xamppのコントロールパネルから、Apacheの[config]→[Apache(httpd:conf)]をクリックします。開いたファイルの60行目と229行目付近にListen 80という記述があるのですが、それらの行頭に#をつけて無効化し、それぞれの次の行にListen 8080と記述します。Apache(http:conf)の方はこれで完了です!

 次に後者の方ですが、先ほどと同じ要領で[config]→[Apache(httpd-ssl.conf)]をクリックします。37行目付近のListen443を行頭#で無効化し、次の行にListen44380を記述します。同様に、126行目付近にある、ServerName www.example.com:443の記述を無効化し、次の行に443を44380に書き換えたものを記述します。

 ここまで完了したら、一度Apacheを停止して再度起動してみてください。これで正常に起動するかと思います!

 私の記事が皆さんのお役に立つことが出来れば幸いです。

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